常識を疑え【メモをとる人は成功しない】

~自分が変わる。人生が変わる。~

 

みなさま、こんにちは!

あすか個別指導学院です。

 

今回は、ホスト界の帝王として有名になった実業家、ROLANDさんの言葉で最近影響を受けたものをご紹介させていただきます。

 

普段ROLANDさんはセミナー講師などはしないらしいですが、去年の11月、日本武道館で西野亮廣さんが主催した

世界で一番楽しい学校~SA-CUS~

というイベントに出演し、大人たちへ向けて自己啓発について語ってくれました。

 

このイベントへ来る人たちというのは、世間でいう「意識高い系」の人が多いです。

他の出演者は、ホリエモンこと堀江貴文さんだったり、西野亮廣さん、企業の社長さんなど。

「成功の秘訣」だったり、どういう考え方で働くのか。どういうビジネスを展開していくのが良いのか。

そういう話がきける!と思ってお越しいただいた方がほとんどだったと思います。

 

 

そんな中、ROLANDさんが話した内容は、

「今日ここに来てメモを一生懸命とる人は、成功しない」

といった内容でした。衝撃ですよね。

ROLANDさんは何度も、自己啓発に頼ることの危険性について語ってくれました。

 

どういうことかというと、

まず、ROLANDさん自身も昔そういうセミナーに行ったことがあるらしいです。

その時の講師はカリスマホストと言われている方が講演を開いており、色々なことを教えてくれたらしいです。

「女性と話すときはこういうことを意識した方が良いよ」

「お酒を飲む前は牛乳を飲むと胃に膜がはって酔いづらくなるよ」

周りを見渡すと、ホストたちは一生懸命メモをとっていました。

ですがROLANDさんはそのカリスマホストの話を聞いて、逆に「お酒を飲まないホスト」がいたら面白いのではないかと考えたそうです。

 

あの有名なスティーブ・ジョブズさんも言ったセリフで、

「恋敵が好きな人にバラを10本送ったら、あなたは15本送るのですか?」というものがあります。

つまり、このカリスマホストの話を一生懸命聞いて実践しても、あくまで同じ土俵での勝負になってしまう。

ROLANDさんの目標はホスト界の帝王だったので、他のホストとの圧倒的な差別化が必要でした。

そこで、みんなが同じ土俵で競っている売上ではなく、「売り方」に着目し、自分で自分をプロデュースしていったそうです。

 

ここでROLANDさんが言いたかったことは、「常識にとらわれるな」ということでした。

また、こういうセミナーであったり、先輩であったり、色々な人から教えてもらったことを「メモ」することはかなり危険だと続けます。

なぜならメモをとるということは完全に思考が停止している状態であり、”自分で考える”時間がないからです。

逆に多くの成功者と言われる人は、他人の言うことをメモしまくるよりは、「自分はこういう考え方で、自分の生き方を突っ走る!」という人の方が多い傾向にあります。

世の中、多くの人がメモをとると思います。ただ、そういう人が成功するなら、今頃もっともっと成功している人がいるはずなんだ。と続け、

ROLANDさんもあの時メモを一生懸命とったら、今頃はここまで多くの人の前で話を出来るようにはならなかったであろうと言っています。

 

別の例えで、信号機。あれって、どう見ても緑ですよね。青ではないですよね。

だけど、周りのみんなが青って言い続けるので、青って認識してしまう。

こういう常識にとらわれ続けることが自分で考える力を失ってしまうことに直結する。

 

だからこそ、常識を疑い、自分の頭で考えていくことが大事なんだ。

 

最後に、みんなに一つだけメモをしていただいて今日は終わりにしたいと思います。

「メモをとるやつが成功できない」と。

 

というユニークな締めで講演は終わりました。

 

ですが改めて自分に置き換えて考えてみると、確かにメモをとって一生懸命聞いている時は、自分で新たな視点から物事を考えている時間が少ないなと感じました。

極端にメモをとることが悪!ではなく、メモをとる中でも自分の考えを持ち続け、行動へと移していくことが大切なのだと思いました。

 

よく生徒さまからも効率の良い勉強の仕方などについて質問を受けることがありますが、聞くだけ聞いて結局行動に移してもらえない。ということも多々あります。

改めて、生徒さまにも自分の考えを持ち、行動へ移していくことが大切なんだと伝えていきたいと思います!

 

 

それでは、今日はこの辺りで☆