優しいと甘いの違い

~自分が変わる。人生が変わる。~

 

みなさま、こんにちは!

あすか個別指導学院です。

 

本日は、「優しい」と「甘い」の違いについて。

 

この2つは、似て非なるものだと思います。

個人的な結論を先に述べると、2つの違いは

 

甘い⇒自分のため

優しい⇒相手のため

 

だと思っています。

 

私も生徒さまと関わっている中で、もちろん時には厳しいことを言わなければなりません。

あくまで私個人が意識していることではありますが、その時は甘さを絶対に出さないよう心がけています。

 

本心だけを言うと、やはり生徒さまとは明るく関わっていきたい!という気持ちがあるので、怒りたくないであったり、もっと言うと厳しい事を言って嫌われたくない。という気持ちも正直少しは働きます。

ですが、それは生徒さまのためではなく、自分のための感情であり、優しさではなく、ただの甘えです。

ここをしっかり相手主体で考えたとき、厳しいことをいう事が相手のためになるのなら、そこは厳しいことをストレートに伝えることこそが、優しさであると思います。

 

もちろん、厳しくストレートに伝える=優しさではなく、

【相手のことを考え、相手に伝わるために工夫し続けること】こそが、優しさだと思っています。

 

これは私の昔話にはなりますが、

学生の頃飲食店でアルバイトをしていた時、人生で初めての寝坊をしてしまい、仕込み作業に1時間遅れてしまいました。

その時の私はかなりテンパっており、店長にめちゃくちゃ怒られてしまう!仕込みが間に合わないとお客様に迷惑がかかるかもしれない!

と、かなり申し訳ない気持ちのまま準備をし、すぐにお店に向かいました。

店長にどれだけ怒られるだろう・・・と恐る恐る出勤をすると、

店長が泣きそうな顔で、

「ありがとう~!!来てくれなかったら絶対に間に合わなかったから本当に助かった!本当にありがとう!!」

 

と、一切怒ることなく、逆に感謝されてしまい、唖然としました。

後から何であの時怒らなかったのかと話を聞くと、

「あなたがもう充分反省してくれていることが顔や声からもう分かったから、反省しててこれからもう寝坊しないって分かっているのにわざわざ怒る意味なんてないじゃん」

と言ってくれ、それからは当たり前ですが二度と遅刻なんてしませんでしたし、よりお店やお客さまのために頑張っていこう!とプラスの気持ちや行動へ繋がっていきました。

もしかしたらあの時逆にめちゃくちゃ叱られていたら、ここまで頑張ろうと思わなかったかもしれません。

 

このように、時と場合に応じて伝え方は変えていくべきではありますが、

厳しく言うことが、その時相手に伝わる方法だとしたら、甘い気持ちは出さず相手のためを思って伝えることが、優しさなんだと思います。

 

中間テストが終わり、またすぐに期末テストが始まります。

私自身も気を付けてはいきますが、生徒さま自身も自分に甘さを出さず、

テストへ向けて一緒に頑張っていきましょう!!

 

 

それでは、今日はこの辺りで☆