浅い言葉、深い言葉

~自分が変わる。人生が変わる。~

 

みなさま、こんにちは!

あすか個別指導学院です。

 

「言葉」には、浅い言葉と深い言葉があります。良い、悪いではなくです。

今回そこを定義で分けると、

 

浅い言葉・・・誰が聞いても分かる言葉

深い言葉・・・聞く人によって解釈が変わる言葉

 

とします。

例えば浅い言葉の代表例としては、【数字】。

「3」という数字を聞いたら、聞いた人が例え子供でも、ご年配の方でも、国が違っても同じ「3」を想像すると思います。

逆に、深い言葉の代表例として、【愛】。

この言葉とか深すぎて、解釈によっては無限の捉え方が出来ますよね。

 

 

この、浅い言葉と深い言葉をうまく組み合わせることが上手な方が、コミュニケーション能力が高い一つの要因だな。と思っております。

簡単に言うと、関係性がまだ浅い人へは、浅い言葉。

関係性が深くなるにつれて、言葉も深くしていく。

これが、とても大切なのだと思っています。

 

例えば仕事などで新入社員など、関係性がまだ浅い人に

「資料整理しといてね~」と深い言葉でコミュニケーションをとってしまった場合、新人さんはどう整理すれば良いか分からずミスにつながってしまいます。

資料の整理のルールややり方をしっかりと浅い言葉で説明し、繰り返し実践してからは、先ほど同様「資料整理しといてね」で十分伝わると思います。

 

 

塾で生徒さまに勉強を教えるときもそうです。

まだ知識があまり入っていない状態。初めてその単元の問題を解くとき等は、「浅い言葉」で解説をします。

なぜそうなるのかを事細かく教えます。

ただ、これをずっと続けていても結局その問題を「理解」しなければいけないのは本人なので、成績は伸びづらいです。

 

次に、しばらくたって同じような問題でまた質問があったとします。

 

その時に、先ほど同様の浅い言葉で全て説明するのではなく、少しずつ深い言葉も使っていきます。

同じような単元や、知識をより深めるために勉強する時は、教える側も深い言葉を意識します。

全て浅い言葉で教え切ってしまってはその子が考える時間が減ってしまうので、

同じ単元に対し触れる回数が多くなるほど、解説も言葉は深くなっていくイメージですね。

 

コミュニケーション同様、ここの言葉をうまく使い分けられることが指導力の高い一つの要因だと思っているので、改めて私自身も意識していきます。

皆さまも日ごろのコミュニケーションから上手く使い分けられているか。是非考えてみてください♪

 

 

それでは、今日はこの辺りで☆