解き方だけではなく、解くまでの「考え方」を暗記するべし。

~自分が変わる。人生が変わる。~

 

みなさま、こんにちは!

あすか個別指導学院です。

 

さて、学校によってはテストも終わり、3年生は入試へ向け実践的に過去問などの勉強を始めていき、1・2年生は学年末テストへ向け勉強を始めているタイミングかと思われます。

そこでどの学年でも共通しているのが、テストや入試まで期間が少し空く分、どれだけ復習に力を入れていけるかで今後の理解度は大きく変わっていく。ということです。

 

そんな復習を行う中で是非意識をしていただきたいのが、「解くまでの考え方」の暗記。解き方の引き出しを増やす。ということです。

これは特に数学の応用問題などで挙げられるのですが、

「先生この問題教えてください」と応用問題の質問をもらったとき。

もちろん、”その問題の解説”は行います。ですが、多くの生徒さまはその問題の解決で納得して終わることが多いです。

ただ、理想としては「なるほど、こうやって解くんだ」というその問題の解決ではなく、

「こういった問題はこんな解き方を使うことがあるのか」という、その先の類題にまで目を向けていただきたいです。

 

すると、今までは1問1問別々に考えていた問題が、

例えば関数のグラフ上の面積が等しくなる三角形を求めるときは、

①求めたい三角形の底辺高さが分かってちゃんと面積を出せるかどうか

②底辺高さが分からなければ等積変形を使う可能性が高いな

③それもなければ相似を探してみよう

など、解くまでの考え方がパターン化されていきます。

 

この、解くまでの考え方のパターンを見つける、増やすことが応用問題を安定して解くための鍵だと思っています。

 

初見の応用問題を全てゼロベースから考えて解くのは至難の業です。

そもそも学校で習う範囲は基本的に毎年同じで、難易度のばらつきは多少あるものの、問題を作る側も新しい解き方でないと解くことが出来ない。なんて問題を作り続けることは難しいです。

 

だからこそ、多くの応用問題はパターン化されていきます。

これは、数学に限らず他の教科でもそうです。

 

勉強とは、解けなかった問題を出来るようにしていくこと。

 

自分が行っている努力を最大化していくためにも、

ただ問題を解くのではなく、解くまでの考え方、解き方を暗記し、そのパターンを是非増やしていってほしいです。

 

もうすぐ始まる冬休み。

この休み期間でどれだけライバルと差をつけることが出来るか。

1日1日を大切に、過ごしていきましょう!

 

それでは、今日はこの辺りで☆