言語化能力を上げていくために

~自分が変わる。人生が変わる。~

 

みなさま、こんにちは!

あすか個別指導学院です。

 

頭の回転が速い人。社会に出て一般的に言われている「頭が良い人」というのは、

”言語化能力が高い”ことが大きな特徴の1つになっていると思います。

 

この、言語化能力を高めていくためのコツを本日は3つのステップでお伝えさせていただきます。

大きく分けると、

 

①なんとなくをやめる

②頭の中を整理する

③相手のことを考える

 

なのですが、それぞれ分けてお伝えしていくと、

 

①なんとなくをやめる

そもそもの話で、人はすぐに考えることをやめてしまいます。

考えているつもりでも、考えきれていないケースがほとんどで、まずは自分自身も考えられていないかも。という仮説のもと進んでいただけるとより効果が高くなると思います。

例えば、

なんで勉強の参考書、その参考書にしたの?⇒なんとなく

家族や友人の手料理を食べて⇒おいしい!

これらは言語化能力を高めるという観点ではあまり効果が高くはなく、

なぜ?をまずは深く考えてみてほしいです。

 

なんで勉強の参考書、その参考書にしたの?⇒テスト形式の実践問題が豊富なことと、答えの解説が分かりやすくて、今の自分の学力に合っていると思ったから。定期テストで80点とれるようになったらまた別のこの参考書も併用して使う予定。

とか、

家族や友人の手料理を食べた感想も、どこがどう美味しいのかをまずは考えること。

 

言語化が上手くなるための第一歩は、「なんとなく」から抜け出すことです。

その、「なんとなく」から抜け出すためには、普段自分が当たり前だと思っていることを見直すことから始めましょう。

これは辞書を開いて語彙を増やすとかではなく、普段の当たり前から根拠を見つけて言語化していくことです。

スポーツ観戦をしている時でも、なんで上手いのかな?相手の逆をついているからかな?など、根拠を探り、考えていくことです。

 

この癖をつけることができれば、言語化能力を高めていく大きなステップを踏むことができると思います。

 

続いて、2つ目。

②頭の中を整理しよう

まず大切なことは、ゴール地点を決めていくこと。そこからの逆算が本当に大切です。

例えば相手を動かしたい。となった時に、

早く終わらせてほしいのか、正確さを重視してほしいのか。

目的やゴールによって途中の行動は大きく変わってきます。

自分自身がゴール設定をできていないのに目標に対する行動をきちんと行えるわけがないので、

まずはゴール設定をより明確化し、頭の中を整理することで今何をするべきかも明確になり、それに連動し言語化能力も上がっていきます。

 

最後、3つ目。

③相手のことを考える

相手があなたの使う言葉を理解できないとそもそも伝わらないし、意味がないです。

小学生の算数に中学生の数学の公式を応用して教えても伝わりません。

これ結構日常会話ではやっている人が多くて、必ずしも自分の当たり前が当たり前でないことを認識することと、自分と相手の共通言語を理解しながら会話を進めていくことが本当に大切です。

 

意識するべきポイントは3つあり、

①視点:相手がどこを見ているか

②視野:相手が見ている範囲

③視座:どの立場で物事を見ているか

ここがズレてくると会話もズレてくるので、相手が何を考えているかを考えていきましょう。

ここはいろんな人に自分の意見や考えを丁寧に話す機会を増やすことができれば、かなり鍛えられます。

 

多くの人が何も考えずとも言葉を発することができるからこそ、

日頃から考えている人は言語化能力が高いし、何も考えていない人は低いまま。かなり人によって差が出る部分だと思います。

究極、日々「考えて」実践することさえ続ければ確実に鍛えられる能力です。

 

私は言葉にするのが苦手だから。とただ諦めるのではなく、

一歩踏み出して、まずは考えることから始めてみましょう!

 

 

それでは、今日はこの辺りで☆