一期一会

~自分が変わる。人生が変わる。~

 

みなさま、こんにちは!

あすか個別指導学院です。

 

本日のタイトルは、「一期一会」。

この言葉、聞いたことがある方は多いとは思いますが、詳しい意味、由来までは知らない方もいらっしゃると思うので、本日は「一期一会」について、是非ご紹介させてください。

 

「一期一会」は、元々は茶道家である千利休の言葉です。

語源は、「どの茶会でもその機会は二度と繰り返されることがなく、生涯に一度しかない出会いであると心得て、主客ともに誠意をつくすべきである」という心構えを説いたものです。

 

千利休にとっては毎日のように当たり前にやっているお茶会も、お茶会をうける側から見たら、人生で一度きりの機会かもしれない。

もしかしたら、この人とは人生の中で会うのが今日が最後かもしれない。

だからこそ、毎日のお茶会を、大切に。

そういう想いから、「一期一会」という言葉が生まれたと言われています。

 

では、現代を生きる私たちはどうでしょう。

「一期一会」を、意識出来ているでしょうか。

 

もし。の話ですが、

仲の良い友達が、急に明日転校することが決まったら。

その日を、どういった態度で友達と過ごすでしょうか。

 

きっと、とても大切に、後悔が残らないよう一日を過ごすと思います。

 

ただ、これは「一期一会」という言葉から見るとまだ足りなくて、「最後だから」大切に。ではなく、

そんな一日を、毎日過ごしていこうね。というのが一期一会です。

なかなか、難しいですよね。

 

学校に行くと、毎日のように友達がいて、

塾に行くと、毎日のように先生がいて、

家に帰ると、家族がいて。

 

これって、当たり前だと感じてしまうかもしれません。

ですが、この当たり前は、いつか必ずなくなります。必ずです。

いつかは塾も学校も卒業するし、「今」気軽に会えている人も、いつ会えなくなるかは分かりません。

でも、その「いつか」というのを人は直前にならないとあまりイメージが出来ないので、「あの時にもっとこうしておけば・・・」と後悔してしまうことが多いです。

 

だからこそ、「もし今日がその最後の日だったら」。

と、考えることこそが、一期一会なんだと思います。

 

もし今日が最後の授業だったら。

もしこの先生と会えるのが最後だったら。

この友達と話せるのも今日が最後だったら。

 

こういった考え方で毎日を過ごしていければ、人生は、とても充実したものに出来ると思います。

 

 

ちなみに諸説ありますが、千利休は豊臣秀吉に切腹を命じられ、亡くなってしまうその日まで、お茶会を開いたそうです。

 

さて。

今日をどういう風に生きていくかは、自分次第。

地域によっては期末テストまでもう一か月をきっています。

「もし、明日が定期テスト当日だったら」。

後悔の残らない一日一日をともに過ごしていけるよう、一緒に頑張っていきましょう!!

 

 

それでは、今日はこの辺りで☆