Stories成績アップ体験談
価値とは。
~自分が変わる。人生が変わる。~
みなさま、こんにちは!
あすか個別指導学院です。
本日は、「価値」について。
YouTubeで上がっている武井壮さんの講義、
「オトナの育て方」
を少し私個人の意見も交えつつ、深堀りしていきながらお伝えしていきます。
本日の内容について少しでも興味が湧いた方は、もっと詳しい内容がYouTubeにて動画が上がっておりますので、是非ご覧ください。
(内容もそうですが、武井壮さんの話し方、伝え方なども含め、実際に見てみるととても勉強になると思います)
ここでの講義で、私が一番心に残った場面は、
「価値とは、それを求める人の数である」
という言葉です。
武井壮さんはアスリート現役時代、日本でトップレベルのクオリティをもっていた。
日本選手権で、陸上十種競技のチャンピオンになり、当時はとても価値あるものだと思っていました。
ただ、一歩外を出てみたら誰も僕のことを知らない。
そこからお金を稼ぐだったり、経済価値を生むということが、全く出来なかったそうです。
その当時にお笑い芸人さんとご飯を食べたり、歌手の方とお話をする機会があったそうですが、
そういった方がお話をするだけで。ライブで歌を歌うことで。
数万人という数の方が笑ったり、涙を流したり。
ここに、衝撃を受けたと言っておりました。
そこで、少しずつ物事の「価値」について分かってきたと。
「価値とは、それを求める人の数」であると。
武井壮さん自身が仰っていたのは、
「僕は当時のスポーツのクオリティ自体は、各分野に行くと日本一をとれるくらいのレベルはあったはず。
だけど価値がなかったのは、それを求める人の数が多くはなかったから。
実際に陸上競技のお話をします。
陸上競技の種目。大体25種目あるとします。これを男子、女子と分けると合計で50種目。
日本一を決める陸上競技最大の大会。日本選手権では、1種目あたり50人は参加をするので、2500人参加します。
国立競技場で行われていましたが、満席で5万人。
2500人が5万人を呼ぶには、1人あたりたったの20人を呼べば良い。
だけど僕は日本選手権で満席になったのを見たことがない。一度も。
2500人の、その道のトップの人たちが争う、年に一度しかない大会を見に行きたいと思い足を運ぶ人の数は、ぶっちゃけ、1万人いるかいないかなんです。
ということは、選手一人ひとりの価値は、20人以下であるんだと。
これが、スポーツ界の現状です。」
と、仰っていました。
ここからも動画ではお話は続きますが、一旦区切らせていただき、価値についてのお話に戻ります。
「価値」とは、目には見えないものです。
辞書で調べても「どれくらい大切か、また役に立つかの程度」とだけ記載されており、
この価値というのは、同じ内容、もの、サービスでも基本的には人によって差が生じます。
武井さんはそこに「数」という明確な基準をつくってくれました。
当時私も衝撃を受けましたが、確かにそうだなと。
別の例え話で、
「1本の古びれた使用済みボールペンがあります。新品未開封での定価は100円です。あなたは何円でこのボールペンを買いますか?」
という質問に対し、「私はそんな古びれたボールペンなんていらない」
と言うと、
「実はこのボールペンは君の大ファン、〇〇さんが実際に愛用したボールペンだったんだけどね。いらないなら別の人に売ってしまうね」
という答えが返ってきたというお話。
おそらく、この方は新品の定価以上の金額を払いますよね。
これはボールペン自体のクオリティではなく、人の価値が、ボールペンに対し付加されたのだと思います。
私自身も塾の先生をしている中で、どうしても「クオリティ」を意識してしまいがちです。
もっと分かりやすい教え方。もっと楽しい授業をするにはどうすれば良いか。
クオリティの高さが、先生としての価値の高さだと。
もちろん、そこも大事ではあります。ですが、結論として先生自身の価値は、もっと根本的な部分の、
〇〇先生のことを求める生徒の「数」
なのかなと。少し考えるようになりました。
例えば、〇〇先生に教えてほしい。だったり、単純に〇〇先生のことが好き!であったり。
もちろんそのためのクオリティ向上は必須です。
ただ、目的が「クオリティ」ではなく、「価値」であったり、「生徒の成績や未来のため」という、クオリティの先の部分を見ていくことが大事なのだと。改めて感じることが出来ました。
さて、本日もたくさんの生徒さまが来校されます。
地域によってはもうテスト週間ですね。
テストが終わった後、「あすかで良かった」と感じていただけるように。
私自身の価値もそうですが、そこに付随して「あすか個別指導学院」の価値も高めていけるよう、
今日も全力で生徒たちと関わっていきたいと思います!!
それでは、今日はこの辺りで☆