価値観とは。

~自分が変わる。人生が変わる。~

 

みなさま、こんにちは!

あすか個別指導学院です。

 

本日は、前回と似たようなタイトルですが、「価値観」について。

 

前回は「価値」についてフォーカスしてブログを更新させていただきましたが、

今回は、もっと難しく深い部分に首を突っ込んでいきたいと思います。

 

 

先に結論から言いますが、

「価値観が全く同じ人間」というのは、いないとされています。

 

そもそも価値観とは、過去の経験の積み重ねにより完成されていくものです。

 

A君は子どものころ人に親切にして、感謝されて私も嬉しくなった。だから親切は大事だと思った。

B君は子どものころ人に親切にして、感謝されず嫌な思いになった。だから親切はしなくて良いと思った。

 

極端な例でしたが、こういった、過去の体験が積み重なり、今の自分の「価値観」というものがあるはずです。

だとすると、自分と全く同じ人生を歩んできた人なんて、存在しませんよね。

だからこそ、自分と全く同じ価値観の人なんて、いません。

 

では、どうすれば良いかというと、結論「受け入れる」ことが、大事なんだと思います。

君はこんな素敵な考え方なんだね。と、否定せず受け入れることで、自分自身の価値観も広がっていくのではないでしょうか。

 

かという私も、自分の価値観だけで物事を考えてしまう節があるので、ここは本当に気を付けています。

実際、相手を受け入れることで、自分の価値観以外の視点がうまれ、新たな発見をすることが多々あります。

例えば、教え方。

自分の中で分かりやすい!と思っている伝え方、教え方でもお子さまによっては伝わりきっていない場面。今まであったと思います。今も、ないとは言い切れません。

その中で、他の先生はどのように教えているのだろう。だったり、実際にお子さまに質問してみて、どのような伝え方が分かりやすいか探ってみたり。

こういった、自分の考えだけでは解決出来ないとき、周りの価値観を受け入れ、取り入れることで、解決することが多くあると思います。

 

ちなみに、あすか個別指導学院では日頃の振り返りなどとは別で学期ごとに2回ずつ、校舎ごとに全先生が集まり、講師会という会議を行っております。

そこで他の先生方の教え方だったり、塾の方針だったり、価値観の共有を行う場を設けております♪

やはりここがすごい大事で、価値観の統一は難しいにしても、価値観の共有を定期的に行うことで目指すべき方向が明確になり、視野も広がっていきます。

 

話は逸れますが、年代によっても大きく価値観が違うと言われています。

 

70代以上の方の価値観ど真ん中は、「食べ物」。

これは、当時満足に食べることが出来なかった方が多いため、そこに価値を感じる方が多いです。(人は足りないものに対し、価値を高く感じやすいです)

 

40代~60代の価値観ど真ん中は、「お金」。

高度成長期。世にものが溢れ、食べ物で困ることもなくなり、お金によって出来ることが圧倒的に増えた時代だったので、お金に価値を感じる方が多いと言われています。

 

20代~30代の価値観ど真ん中は、「存在」。

自分がなぜ生きているのか。自分は何のため存在しているのか。こういった所に答えを求める方が多いと言われています。

 

一旦ここで区切らせていただくと、食べ物⇒お金⇒存在と、どんどん価値観は抽象的、精神的な概念へと変わっていっています。

 

そして、10代の方の価値観ど真ん中は、「時間と存在」であると言われています。

どんどん概念が難しくなっていっていますが、冒頭でも述べた通り、価値観が同じ人間はいません。

だからこそ、そこを受け入れていくことが、「コミュニケーション」なのかな、と。思っています。

 

もちろん、生徒さまによっても価値観は違いますし、年齢も離れているのでジェネレーションギャップも感じることは多々ありますが、

決して否定をせずに受け入れ、その子に合った指導であったり、その子に合ったコミュニケーションのとり方等を、これからも模索し続けていこうと思います。

 

そして、「受け入れること」が私の価値観であるように。

 

これからも、生徒さまたちと関わっていきたいと思います。

 

 

それでは、今日はこの辺りで☆