第1回定期テストの結果が、どんどん出てきていますね。

定期テストの結果が、そのまま内申点に変わるわけではないですが。

内申点を決める大きな要素の一つが、定期テストの結果というのも事実です。

ここでは、『高校受験における内申書の重要性』について、書きたいと思います。

まずは、『推薦入試の場合は、内申書が重視されることが多いため、試験の得点が高くても内申の評価が低ければ、不合格となる可能性もある』

高校受験は内申書の評定も重要です。

入試に向けての勉強だけでなく、日ごろの学習の積み重ねや、生活態度も大切であることを肝に銘じておきましょう。

では、内申点を上げるにはどうすればいい?

ここでは内申点を上げるために、どのようなことをすればいいのか解説します。

① 定期テストで高得点をめざす

内申書ではさまざまな項目が評定されますが、定期テストの成績があがれば内申点の評定もあがるため、定期テストで高得点をとることはわかりやすい目標にできます。

 

定期テストに向けて勉強することは、入試に向けての勉強にも通じるため、全く無駄がありません。今まで一夜漬けや1週間程度のテスト勉強で臨んでいたというお子さんの場合は、心を入れ替えて、継続学習に取り組んでみましょう。

いままでもがんばっていたけれど、成績が伸びなかったというお子さんは、勉強のポイントを見失っている可能性があります。

内申書の上げ方を考えるときに、定期テストで高得点を取ることは、真っ先に考え、取り組む必要があることといえます。

② 授業に積極的に参加する

内申書はテスト成績だけでなく、学校生活に臨む姿勢も評価されます。

 内申書では、「関心・意欲・態度」について判断されるため、積極的に手を上げたり、発言したりして、学習する意欲が見受けられる積極的な態度で臨みましょう。

テストの得点は高いけれど、授業にあまり参加せず後ろ向きな態度で臨んでは、内申書の成績が低くなる可能性があります。やる気のある態度で、一生懸命授業を受ける姿勢なら、高い評価も期待できるでしょう。

内申点はテストの得点と直結していないことから、得点が高くても態度が悪ければ、内申点が伸びないこともあります。

担任の受け止め方によるため、態度が良ければ良い評定がもらえるとも限りません。しかし、授業に積極的に参加しておくことは大切です。

③ 提出物や宿題をきちんと提出する

授業に対して積極的に参加するのと同じように、授業に真摯に向かう姿勢をアピールするためにも、宿題やレポートなどは決められた日までに、確実に提出するように心がけましょう。

提出物の期限を守れないことが多いと、先生の心証が悪くなり、内申点が下げられてしまうことや、内申点以外の記載項目に期限を守れない旨を記載されてしまうこともあります。

1度の提出ミスを深く気に病む必要はありませんが、それが度重なると確実に先生の心証は悪くなるため注意しましょう。また、提出期限は宿題関連だけでなく、すべての提出物について守るようにします。

日誌や家庭との連絡に関するものなども後回しにせず、期限を守るようにしましょう。

④ 課外活動にも積極的に取り組む

内申書をよくするために、部活にも入らずに3年間ただひたすら勉強に取り組むという考え方はよくないでしょう。

 部活動や委員会活動などは、学力評価にはつながりませんが、生活態度という観点では評価されます。

課外授業では、授業とは違った学びを得られるでしょう。

内申書の内申点への影響はありませんが、受験する高校によっては、課外活動に関する評価を加点して合否判定を行う場合もあります。

 

明日は、内申点を下げる方法をブログに書かせてもらいます。