高校の同級生の受験相談にのりました。

私は、こちらの教室の責任者になる前は、三重県で集団塾の教室長をしていました。
そこは、三重県を中心に全国展開している塾です。

同級生の子供は、高2までその塾にかよっていました。その塾は、高3からは提携している映像授業の予備校に進むシステムになっいる塾です。

彼は、高2の夏頃に自力で受験勉強するという事で、塾を辞めました。
同級生の相談というのは、『高3のいま大学受験を考えた時に、模試の結果と学校の先生の進路相談での矛盾を感じた』という事でした。

学校の先生は、『共通利用で私立は受験して、国公立大学を目指そう』と言われたそうです。

確かに、その受験の仕方は、受験での方法としては正しいです。ただし、それは模試の結果で偏差値が55以上ある生徒で、模試の結果でも国公立大学が合格可能圏内にいる生徒に対してです。

相談をしてきた同級生の子供は、偏差値40台

確かに、全国の国公立大を進学範囲と考えているのでしたら、進学可能な大学はあります。

しかし、彼の進学は自宅から通える範囲(東海・関西圏内)と考えると合格する可能性は、かなり減ります。

そう考えると、学校の先生の進路指導に対して、違和感があるのも納得がいきます。

大学は、高校受験のように簡単にはいきません。
全国どこの大学にも合格すれば合格できます。そのため、魅力的な大学には多くの入学希望者が受験をすることで、倍率はあがります。


しかし、日本にいる18以上の大学進学年齢の人口と、全国の大学の入学定員を比べた時に、入学定員の方が多いです。

そのため、大学進学を希望すれば大学生には、必ずなれます。

本当に自分が、4年間で何をするのかを考えて自分の進学先を考えないと、大学を卒業しただけの人になります。

そうならないようにしっかりと自分の進学先の情報は集めて下さいね。