英語も思考力が大事です。これは、中学2年生の英語の教科書の一文です。

中学2年生の英語の教科書の一文です。
原文:
Here is another example of a foreign food with Japanese variations.

この文を訳せる中学生はどれほどいるでしょうか。
今の義務教育の現状では、単語を覚えるだけではなく、思考力を働かせて「具体」と「抽象」の両方の考え方を使うえる力が求められます。

例えば、直訳するとこうなります
直訳例:
「ここに、日本のバリエーションを持つ外国の食べ物のもう一つの例があります。」

しかし、これだけでは少し不自然で、何を伝えたいのかが伝わりにくいです。

一方、意訳するとこうなります
意訳例:
「ここに日本風にアレンジしてる海外の食べ物のもう一つの例があります。」

このように、単語の意味だけを追うのではなく、文章の意図や背景を理解しながら訳すことが大切です。

【ポイント】
・単語を覚えるだけではなく、文章の意味や背景を考える思考力が必要
・直訳と意訳を比較しながら、理解を深めることが英語力向上の近道

皆さんも、ただ単に訳すだけでなく、「なぜこう訳すのか」を意識して練習してみてくださいね!

あと、話が変わりますが。20年位前に直訳のみで英語の歌を歌う歌手がいたことを、この文を書いていて思い出しました。