南海キャンディーズの山里さんが書いた『天才はあきらめた』(朝日文庫)を読みました。

南海キャンディーズの山里さんが書いた『天才はあきらめた』(朝日文庫)を読みました。
とても面白くて、いろいろと考えさせられる内容で、そこで山里さんについて調べてみました。
面白い記事を見つけました。それは、彼のお母さんからもらったメッセージです。

その内容は、
「努力して結果が出ると自信になる。

 努力せず結果が出ると驕りになる。 

 努力せず結果も出ないと後悔が残る。

 努力して結果が出ないとしても経験が残る。

 努力をしてその日を迎えたなら、何も残らないことはない。

 だから行っておいで」

というものでした。また、お母さんからは「大丈夫、天才だから」とも言われたそうです。

私は、人間は、普段聞いている言葉でできていると考えています。
実際、私たちの考えや気持ちは、日常的に耳にしている言葉や言葉の使い方によって作られると考えています。

また、佐藤優さんは『言葉の力』の中で、

「私たちの思考や感情は、私たちが日常的に耳にしている言葉や言語によって形作られる。言葉は心のレンズのようなものであり、私たちの世界や自己認識に大きな影響を与える」と書いています。

きっと山里さんは、家庭で良い言葉をたくさんかけられてきたからこそ、今の自分があるのかもしれません。
彼の自信や成功には、そうした温かい言葉の影響も大きいと感じます。でも、なぜ彼があんなに嫉妬深いのかは、ちょっと不思議に思います。