7月28日 愛知県教育委員会から、「愛知県 中高一貫教育導入方針」の併設中学校における「入学者選考の概要」を発表がありました。

7月28日 愛知県教育委員会から、「愛知県 中高一貫教育導入方針」の併設中学校における「入学者選考の概要」を発表したので、お知らせします。

育てたい生徒像

  • 答えのない課題に対して、問いを立て続けることができる生徒
  • 多様性を尊重し、互いの良さを生かすことができる生徒
  • 積極的にチャレンジし、粘り強く取り組むことができる生徒

入学者選考

  • 入学後の学習に必要な資質や能力を丁寧に見るため、適性検査で基本的な学力(思考力・判断力・表現力等を含む)を測り、受験者数を絞った上で面接を行う「二段階選抜(一次検査:適性検査、二次検査:面接)」を実施する。

   ※ 一次検査通過者は、募集人員の2倍~2.5 倍(160 人~200 人)程度を想定

  • スケジュールは、愛知県内の国立・私立中学校と同様(12月~2月上旬までの間)とし、一次検査及び二次検査は、各校同一日程で土曜日又は日曜日に実施する。

(1) 適性検査の概要

  • 出題は、小学校学習指導要領の範囲内とする。
  • 小学校の教育活動を通して身に付けた知識・技能を活用した思考力・判断力・表現力等を測る。
  • 教科で区別することなく、教科横断的な問題とする。
  • 英語は出題しない。
  • 全問、選択式とする。

(2) 面接の概要

  • チェンジ・メーカーの育成や探究学習にとって重要な資質(探究心、共感力、寛容性、粘り強さなど)を見る。
  • 志願者の体験を基にやり取りしながら資質を見出していく「リフレクション(振り返り)型」により行う。
  • 導入校の教育方針やカリキュラムを理解し、中高6年間、探究学習をしっかり学び続けようとする意欲や志望動機を見る。

調査書の取扱い

調査書の提出は求めず、直近の通知表の写しを入学者決定の参考にする。

抽選実施の有無

抽選は実施しない。

(参考) 今後のスケジュール

10 月頃   「入学者選考方法・実施日程」、「各導入校の教育内容」等を公表
10
月下旬~  第一次導入校における「児童保護者向け説明会」を開催
12
月頃   「適性検査サンプル問題」を公表

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/469543.pdf