習慣化のコツ

みなさんは、毎日必ずやっている「習慣」はありますか?

当たり前のごとく、毎日「歯磨き」であったり「お風呂に入る」であったり、絶対やっている習慣は誰しもがあるはずです。

先生が中学・高校生だったころは、運動面では坂道ダッシュを、勉強面では英文暗唱を毎日必ずやっていました。

勉強が習慣化するようになれば、成績を上げたいと思っている生徒にとっては最高ですよね。

しかし、それが簡単なことではないというのは、経験した私も大変良く分かります。

ということで、今回は新しい習慣を作るコツについて、共有します。

 

何か新しい習慣を作りたいと思ったら、以下の内容を明確に決めましょう。

① 何をするのか具体的に決める。

例えば、「毎日〇分勉強する」というのはNGです。時間を決めるということは良いですが、その〇分の間に何の勉強をするのか、英単語をいくつ覚えるのか、計算問題を何問とくのか、歴史の教科書を何ページ読むのか、ということを明確に決めてください。したがって、必ず毎日できること限定で考えましょう。

② 実施する時間帯を具体的に決める。

「1日のうちのどこかでやる」というのはNGです。例えば家に帰ったらすぐであったり、寝る直前、または朝起きてすぐなど、できるだけ明確な時間を設定しましょう。

③ 短時間でできること限定で考える。

例えば、「毎日3時間〇〇の勉強をするぞー!!」というのは絶対に継続できないのでやめましょう。短時間でも良いのです。目安としては1日10分~30分程度でできることをお勧めします。毎日やることなので、逆に言えばどんなに忙しかったり、疲れていてもやらなければならないのです。となるとそれが長時間であればあるほど、いざ大変な時に継続できなくなってしまいます。10分でも厳しいのであれば、5分からでも良いのでやってみましょう。

 

以上3点のことを意識して、皆さんも何か新しい習慣を勉強面で作ってみてはどうでしょうか。

たった10分でも1週間やれば1時間、1年で50時間以上の差がでてきます。50時間というと、中学生の1か月の勉強時間に値します。入試直前に「あと1か月あれば、、、」という生徒は何人もいます。そんな思いをする前に、今から何か新しい勉強習慣を始めてみてはどうでしょうか。

 

何か質問とかありましたら、いつでも塾に来て聞いてください。