どうやって見るの?全県模試の結果

第1回全県模試の結果が返却されました

実は、先生も3年生の全県模試を受けました

先生の結果表を見ながら一部を解説していきますので、

はじめて受けた方や模試に興味のある方は参考にしてください

 

≪項目1:今回の成績≫

「自分の得点・偏差値」「愛知県内の順位・平均点」「尾張地区の順位・平均点」を確認しましょう

たくさん数字が載っていて見方が難しいですね

特によくわからないのは「偏差値」かな?

偏差値とは他の人と比べて自分がどれくらい出来たのかを知るための数値です

(平均点以下なら約25~50、平均点と同じ点数なら50、平均点以上なら50~約75)

先生のテスト結果を見てみると・・・

◆英語と国語が同じ得点なのに国語の偏差値は低い

「英語は難しかったのに頑張ったね」「国語はみんな出来てるから当然でしょ」の結果です

確かに英語の方が平均点が低いですよね

◆理科は数学より点数低いのに偏差値は理科の方が高い

「数学はテスト簡単だったからね」「理科は難しかったのに高得点おめでとう」の結果です

確かに理科の方が平均点が低いですよね

 

例えば次の模試で点数が下がったとしても・・・

問題が難しくてみんなも下がっているかもしれませんよね

そういうときは偏差値で比べると分かりやすいですよ

 

≪項目2:合格率一覧≫

「尾張地区公立高校」の合格率を確認しましょう

2・3年生は志望校カードに内申点も記入しましたね

合格率は模試の結果だけでなく内申点も関係があります

基本的には「得点+内申点×2」があなたの点数になりますが、高校によって計算方法が変わります

決定方式(Ⅰ型~Ⅴ型)もチェックしてみましょう

・Ⅰ型:得点+内申点×2

・Ⅱ型(内申点1.5倍):「得点」+「内申点×2×1.5」

・Ⅲ型(当日点1.5倍):「得点×1.5」+「内申点×2」

・Ⅳ型(内申点2倍):「得点」+「内申点×2×2」

・Ⅴ型(当日点2倍):「得点×2」+「内申点」

模試の結果も大事ですが、内申点が超~~~大事だということが分かりますね

ちなみに専門学科や私立高校の合格率は自分で選択した高校(最大6校)のみ裏面で確認できます

 

≪項目3:答案用紙≫

自分の答案用紙と正誤の確認をしましょう

 

なんと自分の答案用紙がそのまま載っています

〇・×しか分かりませんが、どこで間違えたのか一目瞭然ですね

できれば、問題用紙と模範解答を用紙して、間違えた問題の解き直しができると理想です

めんどくさいな・・・という人は最低限やってほしいことがあります

それは「科目ごとに何番の問題で×が多いのか」の確認!

全県模試や愛知県公立入試は出題パターンが決まっています

数学の大問2で×がたくさんついた人は、次回も大問2で苦戦するかも・・・

高校の合格率や点数だけでなく大問ごとに見比べてみると面白いですよ

「次は大問2で×を減らすぞ」などと目標を立てると良いですね

「次は80点取るぞ」という目標より具体的に何を頑張ればよいか分かりやすくないですか?

分かりやすい目標はきっとやる気にもつながると思います

 

他にもいろいろな項目がありますが、こんな感じで結果を確認してみてください