愛知県も「公立中高一貫教育」に向けて具体的に動き出しましたね

今日は7月31日月曜日です。

先日7月28日、愛知県教育委員会から、「愛知県 中高一貫教育導入方針」の併設中学校における「入学者選考の概要」が発表されました。

近年、公立での中間一貫教育に注目が集まっており、東京都などが既に取り組み、実績を出しています。

一般的に、公立中高一貫校のメリットとして言われていることは、
・6年間の一貫教育だから、当然高校入試を考える必要が無いために、比較的時間的に余裕を持って大学受験に備えることができる

・同じような学力の生徒が集まるので、学習レベルも合いやすい

・私立の中間一貫校に比べ、学費が安い

といったことがあります。

ただ、デメリットもあり、すべての高校が対象ではないので、学校が限られることが挙げられます。

特に三河エリアでは今のところは「刈谷高校」のみですので、よけいにそう思います。

それでは、発表された内容を下記に

「愛知県 中高一貫教育導入方針」の併設中学校における「入学者選考の概要」

1 .入学者選考を実施する学校 第一次導入校(2025 年4 月開校)
学校名(所在地) 併設中学校の1学年の定員 学区
明和高等学校(名古屋市) 普通コース 2学級80 人 尾張学区
津島高等学校(津島市)  国際探究コース 2学級80 人 県内全域
半田高等学校(半田市)  普通コース 2学級80 人 尾張学区
刈谷高等学校(刈谷市)  普通コース 2学級80 人 三河学区
※刈谷高等学校の学区は調整区域として、大府市・豊明市・知多郡東浦町を含む。
※明和高等学校の音楽コースについては、実技検査を実施するため別途公表します

2.育てたい生徒像

答えのない課題に対して、問いを立て続けることができる生徒
多様性を尊重し、互いの良さを生かすことができる生徒
積極的にチャレンジし、粘り強く取り組むことができる生徒

3.入学者選考

入学後の学習に必要な資質や能力を丁寧に見るため、適性検査で基本的な学力(思考力・判断力・表現力等を含む)を測り、受験者数を絞った上で面接を行う「二段階選抜(一次検査:適性検査、二次検査:面接)」を実施する。

 ※ 一次検査通過者は、募集人員の2倍~2.5 倍(160 人~200 人)程度を想定

スケジュールは、愛知県内の国立・私立中学校と同様(12月~2月上旬までの間)とし、一次検査及び二次検査は、各校同一日程で土曜日又は日曜日に実施する。

(1) 適性検査の概要

出題は、小学校学習指導要領の範囲内とする。
小学校の教育活動を通して身に付けた知識・技能を活用した思考力・判断力・表現力等を測る。
教科で区別することなく、教科横断的な問題とする。
英語は出題しない。
全問、選択式とする。

(2) 面接の概要

チェンジ・メーカーの育成や探究学習にとって重要な資質(探究心、共感力、寛容性、粘り強さなど)を見る。
志願者の体験を基にやり取りしながら資質を見出していく「リフレクション(振り返り)型」により行う。
導入校の教育方針やカリキュラムを理解し、中高6年間、探究学習をしっかり学び続けようとする意欲や志望動機を見る。

4.調査書の取扱い

調査書の提出は求めず、直近の通知表の写しを入学者決定の参考にする。

5.抽選実施の有無

抽選は実施しない。

(参考) 今後のスケジュール

10 月頃   「入学者選考方法・実施日程」、「各導入校の教育内容」等を公表
10 月下旬~  第一次導入校における「児童保護者向け説明会」を開催
12 月頃   「適性検査サンプル問題」を公表

詳細はこちらに

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/aichi-manabi/chukoikkan-siryou.html

 

このような感じです。

実施まで2年を切りましたので、ここから内容が一気に決まってくるものと思われます。

いまの小学校5年生からが対象になりますが、流れをしっかり知っておくことも必要ですね。

情報がありましたら、また上げるようにいたします。

 

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