オーバーツーリズム!

2学期が始まり1週間が経ちましたが、夏休み前の生活リズムをしっかりと取り戻せているでしょうか。

数か月前から「最近の話題」とネットで検索しても、テレビの情報番組でも、新型コロナウイルスに関するニュースをほとんど目にしなくなりましたね。特に焦点を当てて情報収集しようと思った時でないと、1日にどれくらいの人数が感染しているのかもわからなくなりました。

お盆休みなどの長期休みで旅行に行った人もたくさんいますね。そこで日本でも最近、「オーバーツーリズム(観光地に旅行者が殺到することで生まれる様々な弊害)」への対策を講じる会議が開かれたりしています。

「水の都」として有名なイタリアの観光地ベネチアでも、このオーバーツーリズムへの対策として、ベネチアを訪れる観光客に15ユーロの入場料を徴収することを決めたそうです。「観光客が多く、ベネチアの街がだんだん沈んでいる」という内容が、中学2年生の英語の教科書でも取り上げられていますね。ユネスコの世界文化遺産として登録されていますが、価値が失われる恐れのある危機遺産に登録するかどうかも審議中なのだとか…。誰しもが1度は行ってみたいと思う観光地なので、このまま保たれてほしい所です。

こういった時事問題も、社会の受験問題として出てくる可能性もありますね。常にニュースや新聞の内容に敏感になっておいて損はありません。スマホを触る時間を、ニュースを見る時間に変えていきましょう!