今年もノーベル賞の受賞者発表の時期が来ました。

ノーベル賞といえば、毎年「文学賞に村上春樹さんの受賞があるか・・・」となりますが、今年はどうでしょうか。

さて昨日、このノーベル物理学賞に真鍋淑郎（まなべしゅくろう）さんが受賞されたと発表されました。御年90歳！（中間テストの理科や社会の時事問題として出るかも？）

現在は、プリンストン大学の上級研究員でアメリカ国籍を取得しており、ドイツとイタリアの研究者とともに選ばれました。日本人がノーベル賞を受賞するのは外国籍を取得した人を含め28人目、物理学賞では12人目。

真鍋氏は１９５８年、米気象局（当時）の研究員として渡米。６７年に高速コンピューターを使い、大気の運動と気温との関係を定めるモデルを開発し、「ＣＯ２が２倍に増えると地上気温が２・３６度上昇する」との予測を明らかにした。

現在の天気予報の精度が飛躍的に伸びてきたのも、同氏の研究によるものが大きいと言われています。

1967年とは今から54年も前。そのころ予測されていたことは本当にすごいですね。

また当時、全世界中から有能な科学者を集め、研究に没頭できる環境を用意できたアメリカという国や大学、研究組織・・・、計り知れないですね。

そして何より、そこに飛び込み確固たる実績を積み上げてこられた真鍋氏に心から敬意を表します。

本当におめでとうございます！

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