2月29日!

中学3年生は受験を終え、残り3月8日の合格発表を待つのみになりました。それと同時に2月ももう終わろうとしていますね。通常2月は28日までですが、今年は「うるう年」のため29日までありますね。

うるう年は漢字で「閏年」と書きます。「閏」は、中国で生まれた漢字で「暦において1年の月数や日数が平均よりも多いこと」を意味するそうです。普段は使わない漢字なので「うるう年」のようにひらがな表記がよく使われますね。

「うるう年」は4年に1度という認識が多いので、オリンピックの年と数える人も多いと思います。実際に2024年はパリオリンピックもあります。

なぜ「うるう年」があるか、なぜ必要なのかはご存知でしょうか。グレゴリオ暦では1年を365日としていますが、地球が太陽の周りを1周するのに365.2422日かかるそうです。計算すると1年で約5時間48分46秒の誤差が生じるそうで…。その誤差を放置しておくと、実際の季節よりも暦のほうが先に進んでしまうことになります。これを4年間で考えると、「約5時間48分46秒×4=約23時間15分」となり、24時間に近づきます。その誤差を解消するために「うるう年」が4年に1度設けられているのだそうです。しかし24時間ちょうどではないため一部例外もあり、100年単位で「うるう年」を設けない年を作るというような細かい設定が必要となるそうです。

あまり気にしたことがありませんでしたが、こう考えると何から何まで細かく設定している人間の素晴らしさを感じます。中学3年生理科でも天体について学んでいきます。興味があれば是非調べてみましょう!

3月に入ると新しく学ぶ単元は少なくなっていきます。新学年になる前に「わからない」を解決出来るよう、今までやってわからなかったところを見つけ出しておきましょう!