全国学力調査!

全国学力調査で愛知県と岐阜県の小学生の国語力が最下位という結果が出ました。

「外国人が多く、その影響が高い可能性」という分析結果も出ていますので、なるほどそれなら、と安心したくなるところです。

 

しかし、国語力の低下は県内のみの問題ではありません。別の調査も観てみましょう。

問題 以下のA、Bの文章の意味は同じであるか。

 

A 幕府は、1639年ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。

B 1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。

 

・・・

・・・さて。答えは「文章の意味は違う」ですね。さすがに間違えたくはないところです。

しかし驚くことにこの調査の結果、中学生の正答率が57%だとのこと。

 

いやいやいや・・そんなことはないでしょう。と言いたいところではありますが、普段授業をしていると、否定しきれないぞ?と感じる場面も多くあります。

 

文章を読む力は数学でも理科でも問題の理解力に直結します。文章が読めない子どもが増えている(らしい)現在、教え方・伝え方も考え直していかないといけないのだろうかと感じます。